『小児救急&火災避難訓練研修』in ハッピーひろば

講師:木村紘大さん
参加:スタッフ13名

毎月第4水曜日スタッフ定例会・研修を行っておりますが、今回は『小児救急&火災避難訓練研修』を開催しました。
講師は地元都筑区で我々と何かと連携している元横浜市消防局職員 木村こうたさんです。
ひろばで過ごす子どもたちに起こり得る事故とし真っ先に浮かぶのは「誤飲・誤嚥」です。おもちゃの大きさは、保育ガイドラインに沿って規定以内にしているが、予期せぬ事が起こるかもしれないと我々スタッフは常に気を張っています。
又、ハッピーひろばではお子さんの一時預かりも行っている為、お子さんに昼の食事をあげる機会も多いです。万が一お子さんが食べ物を詰まらせ、息が出来なくなった時の対処法を学ぶことにしました。
まず「気道異物の除去」の対処法として「背部叩打法」「腹部突き上げ法」
次にもし反応がなくなった時の「心肺蘇生法」「AEDの使い方」を都筑消防署から借りてきたボディ(乳児、子ども、大人)とAEDを使って実践しました。

木村さんから配布資料も頂きましたが「実際その場にいたらきっとパニックになり、じっくりテキストを読むことなんてできない。とにかく実際に手を動かし、実践し体で覚え、頭の片隅に今日の事が少しでも記憶に残っていれば対応出来ます。
又、119番に電話し指示を聞いて対処する方法もあります。今日はとにかく手を動かして体で覚えましょう!!」という説明を聞き、3体のボディでそれぞれの対処法を実践しました。
訓練実践中、疑問が生じればすぐに質問しそれに答えてくれる木村さん。分かりやすい解説と、木村さん自身が消防局に勤めていた時の経験談を交えながら進めた為、納得して手を動かすことができ、対処法を学ぶことが出来ました。
最後は、ハッピーひろばでの火災発生時にどう避難すべきか、避難ハッチを開閉する際の注意点などの説明を受け、ベランダにある隔板を確認して火災時の心構えを学び「小児救急&火災避難訓練研修」を終えました。
救急事態はあってはならない事ですが、絶対起こらないとは限らないのでH&Kとして、定期的に事故防止・防災訓練を開催し予防していこうと改めて決意しました。
今回は研修講師を務めて頂き、ありがとうございました。地域にこのような素晴らしい研修技術をもつ連携先があり、ありがたいです。共助、防災、怪我予防、、様々な角度からこの輪が広がると嬉しいですね。

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